Tomo

超有名進学校→関西トップ私大→大手企業という絵に描いたようなアラサーリーマン。東京在住。 ありのまま思ったことを、僕の脳みその中を記録として書き留めます。金銭全く興味なし、困ってもない為、ゼロ忖度で、真実を本音だけを記載していきます。コメント等頂ける方は皆大事にします。

アナログとデジタル

 もう本当にほぼ全ての事柄がオンラインで出来るようになってしまった。サブスクでいくらでも映画を見れるし、安いし、好きな音楽もいくらでも聞けるし、日本全国の有名店のフードも通販で買えるし。欲しいものは全てamazonで購入できるし。

 合理的に考えると、時間短縮、コスト削減、合理的に考えればオンライン上で全て完結させる方がいっけんよさそうだ。

 ただね、平成という時代に、オンラインもかつてのアナログな生活も混ざった時代を生きてきた者から言わせてもらうと、双方の立場を分かる世代の立場からいわせてもらうと、確かにデジタルは便利で合理的だけど、過去を思い返した時に人生の1ページに刻まれる体験は全てアナログの世界で起きていたということ。

 高校生の頃初めて彼女と見た映画はキムタク主演のheroという映画だった。中学時代に街のtsutayaまでその時流行っている音楽を探しにいって、借りるという思い出や、自分で買ったCDジャケットは未だに覚えていたりする。レイトショーで好きな女と見た亜人という映画、片思いをした人と見に行ったハドソン川の奇跡、などシーンとして思い出すのは実際に映画館だったり、CDショップだったりする。

 話はそれるが音楽というものは記憶と深く結びつくもので、当時聞いていた音楽を聴くとその当時に気持ちだけタイムスリップできたりするよね。もちろん音楽という事だけ言うと、サブスクでapplu musicで聞いていた曲が、その当時の出来事とリンクして思い出になるから、オンライン上で物事は完結するんだけど、実際に思い出す記憶の方は、その当時好きだった人との思い出だったり、その当時の世界の空気感だ。

 要は物理的な情報や物質はオンライン上でいくらでも買えるし、合理的に完結できるけど、それに付随する人としての思い出だったり、未来に思い出して心が豊かになる体験というものはアナログの中で生まれるということ。

 

 

前前前世

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