人の容姿と中身に関して
服にこだわる人、髪型にこだわる人、特に男性になるが、そういった人に対して恰好ばっかり構って、外面だけよくて中身が伴っていないとか、とかく外ではなく中身が大事という意見が出ることがある。
そのように思う理由は、それはその当人の意識が外面をよくするということにしか向いていないと思っているからだろう。そして外見より中身が大事という使い古された定型文を言うことによるマウントをとりたいという意識がある。
まず、服を着る、チョイスをするというのはその人の脳でこれがいいと考えた結果着るものだ。次に容姿を綺麗にしようと脳を使って理想の姿を考えそれに向かって筋トレや美容室に行き、理想の自分に近づける。
いいだろうか、要はその人の容姿に現れているもの全ては脳で考えたものを具現化したものなのである。
そうなると最初に言っていたことが全くナンセンスという事がわかるだろう。服や外見=中身なのだ。その為、服のセンス・鍛え抜かれていない容姿・整っていない容姿は中身がそういうことなのだ。
それを理解した上で、外見をよくすることが優先的になり、その他の活動に対して、脳を割くことが出来ていない人がいれば、その場合はその足りていない部分を指摘するべきだ。
つまりかっこばっかり構ってないでという言葉を投げかける人間はその人に対するアドバイスは間違えている。それ以外の何が出来ていないのかをアドバイスすべきだ。容姿・姿に構っていてかつそれが美しいなら、その人の中身=脳は美しいのだ。