Tomo

超有名進学校→関西トップ私大→大手企業という絵に描いたようなアラサーリーマン。東京在住。 ありのまま思ったことを、僕の脳みその中を記録として書き留めます。金銭全く興味なし、困ってもない為、ゼロ忖度で、真実を本音だけを記載していきます。コメント等頂ける方は皆大事にします。

人が人を論破したがる理由

  よく人がある人に対して、自分の意見を押し通す、あるいは納得させる、論破させるというシーンがある。

 例えば、Youtubeのコメント欄、ツイッターのリプ、TVのコメンテーター、上司と部下の飲み会、見知らぬ人が集まったバー。というより、会話の内容を大きくわけて比率にすると8割ぐらいは他者に対して何かしらの意見、もしくはイデオロギーを押し付けるという会話になっている気がする。

 さて人がそれをする理由、またせざるを得ない理由、それが何か気持ちがいい理由があると思われる。僕が考える人がその会話をするパターンはこんなところか。

①人が潜在的に持つ啓蒙思想。教育的思考。

これは親が子を教育するように、学校の先生が生徒に授業をするように、おいしいものを見つけたら他者に共有したい気持ちになるような、そういう思考。

②議論を重ねることである事柄に対する解を出す。また、思考を高める為の術として活用する。

これは男同士の会話で多いと思うが例えば女をどう落とす?とか子育てってどうすればいいんだろう?とか人生ってどうすればいいんだろう?等の解がないものに対する自分の解答に対して不安を取り除く為に、思考を高める為に行う会話だろう。

③相手をマウンティングする為、会話という土俵をかりた勝負に勝ちたいが為、それにより自分は正しい、偉い、他者より高みにある、という事を証明することによる自己肯定感を高める為。

これはよく見知らぬ人が集まるバーで起こる会話だが、まず容姿もしくは職業、年齢、職場での立場等を利用し、その場の他者よりも優位であることを感じさせるもしくは説き伏せた上で、恋愛とは、もしくは人生とはこうこうこうだ!と決めつけ、その意見を他人に強要する。

 こう考えると、人と会話をする、もしくはコメント欄やなんでもいい、他者と議論をかわす時は③の状況になっているかどうかを確認する必要がある。①の場合は発言者にはうま味はないが聞き手にはメリットになる情報となる時がある。(発言者も感謝されたり、場合によっては有難がられることにより自己肯定感があがるのか)②の場合は双方にとって建設的な時間を過ごせる。③は人生の無駄である。会話上のレイプだ。発言者のみが気持ちのいい自慰行為。

なんかそんなことをふと考えました。 

 

Xtal

Xtal

  • provided courtesy of iTunes