言霊
言霊=言葉に内在する霊力。らしい。
僕は霊的なものは信じない、物理的に説明できないことは信用していないが、言霊というものは説明できる形で存在している。
言霊の正体は、自己暗示である。
例えば昔こんなことがあった。会社に入ってすぐのことだろうか、好きな人ができた。初めて見た時に確かに可愛いなと思った。でもそんなことはよくあること。ただその時は、冗談ではあるが、友人に~ちゃんめっちゃ可愛いなあ、好きだわ~とよく飲み屋で冗談交じりで会話をした。そして、実際にその人と食事に行った時も、冗談で本当に可愛いですね、等と言った。そういった具合に最初は可愛いなぐらいがその当たりから本当に気持ちが変化し好きという感情になった。この経験で気づいたがこれは実際に口にだすことにより脳がその人のことを好きと勘違いもしくは洗脳された、自己暗示なのである。
こんなことが一般的にはないだろうか?志望校があれば紙に書いて見えるところに貼りなさい。夢があるなら周りに話した方がいいよ。とか
これら全てのセンターピンは自己暗示をするということ。
昔部活のウォーミングアップでメンタルというものがあった。右手が冷たい冷たい冷たい、次に左手があついあついあつい、と10回思うのだ。何の練習効果があるのか不明だが確かに冷たく感じたし、熱くも感じた。(中学生だから自己暗示能力も敏感だったのか)
要は言霊というか何か言葉を発することは、直接自分の脳に語り掛けることになり、勝手に自己暗示を自分にかけているということが有り得る。だから他人にブスとか悪口をいったり、マイナスな事を発言するとそういった人間になるし、変な話、互いにかっこいいね可愛いねって褒めあっていれば自己肯定感も上がると思われるよ。