Tomo

超有名進学校→関西トップ私大→大手企業という絵に描いたようなアラサーリーマン。東京在住。 ありのまま思ったことを、僕の脳みその中を記録として書き留めます。金銭全く興味なし、困ってもない為、ゼロ忖度で、真実を本音だけを記載していきます。コメント等頂ける方は皆大事にします。

1つの解

人生及び、人が生きていく意味に関して1つの解が出た。

まず、前段としてあるのは、宇宙はなぜ生まれたのか?生まれた意味は何なのか?と考えることにある。結論から言うと宇宙が生まれた意味はない。当たり前だ、宇宙が出来た経緯は諸説があるが、いずれにせよ物理的現象、虚無の世界の膨大な時間の中での物理的な微妙のズレから爆発が起こって、ビッグバンか、宇宙が誕生したとか。そんなことでしかない。

じゃあ次に、その中で地球が誕生したことに意味はあるのか?と考えてみる。もちろん宇宙が生まれた意味はないのだから、当然地球が存在している理由もない。存在した意味もない。もっと言えば地球がなくても何も変わらないし、それにすら意味はないし。

つまりこの世界が存在している理由がそもそもないということになる。

どんどんミクロの視点に行こう。じゃあ日本で一番お金持ちになって、モテて、かっこいい車に乗って、タワマンに住んだとしよう。ただそれ自体には何の意味などないのだ。その人が頑張ったという人生も地球、宇宙の存在意義にはなり得ないのだから。

となると、何が大事なのか?人の人生とは一体なんなのか?この答えはシンプルにただの暇つぶし、時間の経過という結論になり、そうなると人にとってその意味がない時間経過の中で大事なことは、楽しく平和に幸せに、一瞬一瞬の時を過ごすということが正解となる。そういう観点のみにおいて、お金持ちになって幸せ、モテて幸せ、かっこいい車に乗って幸せ、とする為にそうなりたいのならまだ分かる。

つまるところ、人は恒久的な幸せの秒数を重ねていきたいが為に、お金が必要であり、結婚をして、子を作る。(これは死へのディフェンスだと以前考察したから、まあ死の直前の幸せの秒数を稼いでいると解釈できる)

全ての人が生きる理由は一瞬一瞬の幸せを勝ちとる為ということになる。

そう考えるとモチベーションは極めて低くなる。生活ができて、その中で毎日幸せな時間を過ごすこと以外に人生に意味はないのだから、それが可能な金があればそれ以上求める意味がないからだ。

そこで疑問になるのはなぜ歴史上の偉人、現代の偉人達はなぜ必死になってそれ以上に何かを生み出し、汗水流して人類をより高みに進めようとするのだろうか。

ヒントになったのはNative AmericanのSeven generationという考え方。彼らは7世代先の子孫にとって利益になるかどうかを行動基準に生活をしたという。要はSustainabilityの観点から、彼らは自然を大事にしていくことで、子孫が永遠に繁栄していって欲しいと願ったのだろう。

そうこれである。これこそが人のモチベーションを幸せの秒数稼ぎ以外に高める唯一のことわり。つまり、一瞬一瞬を幸せに送ること以外に意味がない人類、そしてその幸せを皆がそうできるように、ひいては今後生まれてくる子孫もそうできるようにしていくことが、唯一のモチベーションになり得るのだ。

だから、日本をよくしたいとか、お金持ちになりたいとか、世界一の作品を作りたいとか、そう言っている人は視野がミクロであり正しくないと感じる。

そこには1つの解。人類が恒久的に幸せを感じられる為に〜をします、という解しかないのだ。